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00204書「山崩水溢」後藤松陰

書「山崩水溢」 00204
後藤松陰 書
天保7年(1836年)
28.6 × 36.3 cm

↓読み
 
 
 
 
 
 

↓読み下し(1/2)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

↓読み下し(2/2)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

大 意

↓姓名印 ↓雅号印

↓遊印

訳 注
楡粥(ゆうび) 楡の薪で炊いたひきがゆ
壓溺(あつでき) おさえ溺れさせる
(とんえん) 水浸し
鳥面(ちょうめん) 鳥の顔面
鵠形(こうけい) こうのとりの形
奸猾(かんかつ) 悪がしこい
乘時(じょうじ) 乗りものの時
(りん) 米ぐら
恤惠(じゅっけい) あわれみ恵む
改発(かいはつ) 改めひらく
(とう) 山なし
田頭(でんとう) 田のほとり
(こう) いなご
壓遣(あっけん) おしつけやる
揶揄(やゆ) からかうこと
俚諺(りげん) ことわざ
冷歯(れいし) 冷笑
(ばん) =晩
(ほう) ほとばしる
(さん) あられ
攤書(たんしょ) 書物をひらく
(き) 豆がら
鵞児(がじ) 鵞鳥の子
炎香(えんこう)
慙愧(ざんき) はじること
饋歳(きさい) 年末の贈り物、歳暮のこと
歉秊(けんねん) 穀物の実らぬ凶年のこと
三觴(さんしょう) 三度觴(さかずき)を受ける
丙申(ひのえ・さる) ここでは天保7年(1836年)のこと
健哉(けんや) 江木鰐水の号
牧文吉(まき・ぶんきち) 牧文吉は牧晦のこと
粲正(さんせい) きらびやかにして正しいこと
松陰主人 後藤松陰のこと
後藤機 機は後藤松陰の名
(姓名印)機印 機は後藤松陰の名
(雅号印)世張 世張は後藤松陰の字
(遊印)松陰(しょういん) 松陰は後藤松陰の号

未装