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00158書「送 江木君晋戈叙」(武富定保)

 

書「送 江木君晋戈叙」 00158
武富定保 書
天保8年(1837年)
30.4 × 46 cm
↓「送 江木君晋戈叙(1/5)

 

↓「送 江木君晋戈叙(2/5)

 

↓「送 江木君晋戈叙(3/5)

 

↓「送 江木君晋戈叙(4/5)

 

↓「送 江木君晋戈叙(5/5)

 

 

↓読み(1/5)
12
11
10
09
08

07
06

05
04
03
02
01

 

↓読み(2/5)
24
 
 
23
 
22
21
 
 
20
19
18
17
16
15
14
 
13

 

↓読み(3/5)
36
35
34

33
32
31
30
29
 
 
28
27
26
25

 

↓読み(4/5)
48
 
 
47
便

46
45
44
43
42
41
40
39
38

37

 

↓読み(5/5)
59
 
 
 
西
58
57
56
55
54
 
53
52
51
50
49

 

↓読み下し(1/5)
12
 
(
)
 
 
 
 
10
 
09
08
07
06
06
05
04
 
03
(
)
01

 

↓読み下し(2/5)
24
 
23
22
 
21
 
(
)
 
20
 
19
19
 
18
 
 
 
16
(
)
 
 
 
 
14

 

↓読み下し(3/5)
36
35
 
34
33
32
 
 
 
 
 
29
 
 
 
28
 
26
 
 
26

 

↓読み下し(4/5)
48
 
48
46
 
 
 
便
45
44
 
 
 
 
43
 
 
 
 
41
 
 
40
38
 
37
 

 

↓読み下し(5/5)
59
 
 
 
西
 
57
56
 
54
 
53
 
52
51
51
50
 

 

 

大 意

 

↓姓名印 ↓雅号印

 

↓遊印

 

訳 注
02 江木君 江木鰐水のこと
02 晋戈(しんか) 江木鰐水の字
03 天保乙未(てんぽう・きのと・み) ここでは天保6年(1835年)のこと
04 侗葊(とうあん) =侗庵、古賀侗庵のこと
04 (りゅう) 古賀家の本姓
06 時務(じむ) 当世の仕事・政治、またその時代になすべき仕事、時に応じたつとめ
07 経理(けいり) 経書の道理、不変の真理
08 山陽頼氏 頼山陽のこと
15 相礪(あいれい) みがき合い
16 丁酉(かのと・とり) ここでは天保8年(1837年)のこと
17 五十川君篤悦 江木鰐水の義父
25 負擔(ふたん) =負担、背におい、肩にかつぐ、身に引き受ける
27 惨怛(さんたん) =惨憺、悲しみいたむ、いたましいさま
27 聳動(しょうどう) 恐れ動くこと
28 屈撓(くっとう) まがりたわむこと
28 輮衂(じゅうじん) 輮はおおう、衂ははなぢ
33 肥痩(ひそう) こえるとやせる
33 痛癢(つうよう) いたいとかゆい
34 親受(しんじゅ) 親しく受ける
36 庶幾(しょき) 近い、こい願う、望み願う、希望する、賢人をいう
38 肯盡(こうじん) =肯尽、うべないつくす
38 雷同(らいどう) みだりに他人の説に従う
39 睿明(えいめい) =睿哲、すぐれてさとい
42 深奥(しんおう) 奥ふかい、奥そこ
43 擿辞(てきじ) 辞をなげうつ
43 證事(しょうじ) 事を証す
43 掩襲(えんしゅう) 不意をおそう
43 探捉(たんそく) 探りとらえる
44 経生(けいせい) 世の中を治める
45 虚謬(きょびゅう) むなしいあやまり
45 執滞(しつたい) 堅く一事に執心して他事に移らないこと
45 禀合(りんごう)
45 抉裂(けつれつ) えぐりさける
46 強解(きょうかい) しいて解釈すること
47 浅見(せんけん) 低い見識、浅はかな考え、自己の見識・考えの謙称
47 陋識(ろうしき) いやしい知識
47 依連(いれん) たより連なる
47 便捷(べんしょう) すばやいこと
48 偸通 おざなりを通す
51 庸詎(ようきょ) なんぞ、なんすれぞ、いずくんぞ、何を以って
53 鞆浦 備後の鞆港
55 肯同(こうどう)
59 西肥(せいひ) 佐賀県、長崎県の旧国名、肥前
59 武富定保
60 (姓名印)武富定保
(たけどみ・さだやす)
60 (雅号印)有明遺民
60 (遊印)今人與居古人与稽

 

未装
出典1:『大日本古記録 江木鰐水日記上下』、東京大学史料編纂所編纂、岩波書店刊、昭和29~31年