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00107書「奉壽江木鰐水翁七十」(佐倉孫三)

 

書「奉壽江木鰐水翁七十」 00107
佐倉孫三 書   明治12年(1879年)春   140.5 ×32.5 cm 
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↓読み下し(2/4)
 
 
 
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↓読み下し(3/4)
 
 
 
 
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↓読み下し(4/4)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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訳 注
明治己卯(つちのと・う) ここでは明治12年(1879年)
鰐水江木翁 鰐水江木翁は江木鰐水のこと
鯨峯(げいほう) 鯨峯は江木鰐水の四男である江木高遠の号
坂谷朗盧(さかたに・ろうろ) 坂谷朗盧は阪谷朗盧のこと
中洲三島先生 中洲三島先生は三島中洲のこと
蕪辞(ぶじ) =蕪言。そまつなことば、また、自分のことば使いについての謙遜したことば
頼山陽翁 頼山陽翁は頼山陽のこと
幾何(いくばく) どれほど
畢生(ひっせい) 命の終るまでの間、一生涯、終生
碌々(ろくろく) 何ごともなしえないさま
鞠躬(きくきゅう) 身をかがめて敬い慎むこと、転じて気をつかいほねをおること
(こう) あまねく
優游(ゆうゆう) 暇があってのんびりしているさま
(か) ~だろうか
(ご) =凍、こおる
堅氷(けんぴょう) かたいこおり
爛漫(らんまん) 花が咲きみだれているさま
馥郁(ふくいく) かおりの高いさま、香気の盛んなさま
余輩(よはい) わがともがら、われら、われわれ
寒生(かんせい) 貧しい書生。自分の謙称。
不文(ふぶん) 文字を知らないこと、まずい文章、拙文
岩代二本松 岩代二本松は陸奥国二本松藩(現福島県二本松市)のこと
(落款)佐倉孫三

 

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