福山誠之館同窓会 > 運営概要 > 同窓会会長挨拶

同窓会会長挨拶

ご挨拶

ホームページリニューアルにあたって

福山誠之館同窓会 会長 村上正高
福山誠之館同窓会 会長村上正高

福山誠之館同窓会のホームページをご訪問いただき、誠にありがとうございます。会員の皆様には、平素より同窓会運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

去る6月2日には、創立165周年の福山誠之館同窓会定時総会を盛大に開催する事ができました。

これも、ひとえに会員の皆様方のご協力の賜物と感謝いたしております。さて、この度兼ねてより取り組んでおりましたホームページのリニューアルが完成し、公開の運びとなりました。

近年若い会員の同窓会離れが懸念されておりましたが、同窓会や母校への関心の薄さは、情報不足にも一因があると思われます。タイムリーな興味深い情報を多数掲載したホームページによって、多くの会員の皆様が母校に対する思いを燃え上がらせるきっかけになることを期待したいと思います。また、2017年より、同窓会会報を全国23000名あまりの同窓生にお届けしておりますが、今後も継続し、紙媒体とネットと合わせて情報発信の充実を図ってまいります。

本年は、阿部正弘公の生誕200年にあたり、生誕記念の講演会・シンポジュームなども計画されております。この機会に、正弘公の果たした歴史的役割や功績、人物像などを我々が深く理解し、広めることも大切なことだと思います。

正弘公はペリー来航で揺れる激動の幕末に誠之館創設令を下し、開校にあたって「御諭書」をしたため、「文武一致に勉励し、大節に臨んで判断を誤る事なきよう」とその意を託しています。また、正弘公の下で海防参与を務めた水戸斉昭が揮毫した「誠之館」の扁額も「御諭書」と共に歴史資料室収められており、これらの歴史資料は誠之館開設当時の精神を今も我々に語り掛けてくれます。

2021年には、第19回「全国藩校サミット」が福山で開催されます。誠之館の歴史と伝統をしっかり周知し、貴重な歴史資料の数々をお披露目したいものです。地方創生の時代、江戸時代の優れた藩校教育を現代に生かし、これからの教育や人づくり、まちづくりに役立てる事が出来れば、意義深い事だと思います。誠之館同窓会と致しましても、精一杯協力してまいります。

今後は、令和という新しい時代に相応しい誠之館同窓会の在り方を皆様と共に模索し、同窓会の充実と発展に努めたいと思います。皆様方の、一層のご指導ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。