第２１回全国藩校サミット盛岡大会報告

開 催 日：２０２４年（令和６年）１１月２３日（土）
開催場所：盛岡市民文化ホール・大ホールほか
参 加 者：約１，２００人（旧藩ご当主４４人、藩校関係者３７５人）

報告内容：
１　藩校会議
○活動報告
岩手県　盛岡藩　作人館　盛岡市立仁王小学校
仁王歴史館を中核とした先人教育の取組
埼玉県　忍　藩　進脩館　公益財団法人忍郷友会
郷土への興味・関心を高め理解を深める市民講座
宮崎県　高鍋藩　明倫堂　高鍋町教育委員会
新たな時代を生き抜く子どもたちの育成
○ポイント
・これまで藩校関係者に限られていた会議に旧藩ご当主も参加し、併せて一般の方も参加可能となりました。
・各校からの活動報告の後、ご当主や会場から質疑応答もありました。
・子どもから大人まで幅広い「先人教育」の重要性を感じた内容でした。

２　藩校サミット
○内容
別紙のとおり
○ポイント
・仁王小学校学校紹介は、同校児童がタイムスリップして作人館時代の生徒（原敬など先人）と交流する創作劇を披露されました。
・歴史コメンテーター金谷俊一郎さんによる記念講演では、「年号」の重要性を熱く語られました。
・トークセッション「将軍×殿様座談会」は「旧藩当主の活動」や「引き継いでほしい藩校の精神」、「未来の子どもたち」について意見交換されました。

３　まとめ
・漢字文化振興協会德川会長から「福山大会が以降の大会のハードルを上げた（笑）」と言われていました。
・福山大会では、誠之館高校の生徒が中庸の発表や会場案内、見送りまで担っ　いただき嬉しかったと参加された皆さんから好評をいただきました。
・トークセッションは福山大会から定番になりつつあります。
・「先人教育」を在校生、卒業生、市民に広げていく重要性を感じました。

※次回、第２２回は朝倉大会（福岡県朝倉市）秋月藩です。

平成２年卒　渡邉真悟

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