福山誠之館同窓会 > 所蔵品 > 00241『講学鞭策録』佐藤直方

00241『講学鞭策録』佐藤直方

 

講学鞭策録』 00241
佐藤直方 
貞享元年(1684年)刊
寛政10年(1798年)再刻版
『講学鞭策録』 講学鞭策録(巻末)

 

解 説
佐藤直方には、四部書といわれるものがある。成立順に『講学鞭策録』、『排釈録』、『鬼神集説』、『道学標的』の四部であるが、最初の「鞭策録」は、天和3年(1683年)、34歳の夏、槇七郎左衛門のために、その宰地美濃国文珠村に赴き、ここで為学の綱要に関する朱子の語を抜粋編輯したものである。

巻頭の浅見絅斎(あさみ・けいさい)の序によると、この書は「はじめにつるの本を以てし、これに継ぐに操存精義の方、習慣積熟の致を以てし、好学論を以てこれを終る。」という四つの柱を立てている。

本書に引用された文献は、「朱子文集」「朱子語類」が大部分であり、これに「大学或問」「論語集註」がわずか加えられている。

巻末には、天和癸亥(3年)冬至日に稿した直方の跋がある。