福山誠之館同窓会 > 所蔵品 > 00229七言絶句「奏送江木先生游石洲」松岡暹

00229七言絶句「奏送江木先生游石洲」松岡暹

七言絶句「奉送 江木先生游石洲」 00229
松岡暹 書
明治7年(1874年)
34×48 cm

↓読み
 
 
 

↓読み下し
 
 
 

大 意
彼の文章は、当時最も優れていた。
しかも老いてますます健全である。
この勤めこそ、天の褒めるところである。
さらにこの度は、石見の国の温泉調査に旅立たれる。
泉源地域は、山が連なり重畳と緑の大樹林である。
まるで大海原の大波を見るようだ。
 知友 岡暹拝草

↓姓名印 ↓雅号印

↓遊印

解 説
この七言絶句は、誠之館所蔵品の00177七言絶句「奉送 江木先生游石洲」(絵付き) と全く同一の七言絶句である。よって00177と同時期の作品とした。

誠之館所蔵品
管理№ 氏 名 名   称 制 作 日 付
00177 松岡暹書 七言絶句「奉送 江木先生游石洲」(絵付き) 明治7年

訳 注
江木先生 江木鰐水のこと
石見を1文字ににして表現しているのか
岡暹(おか・すすむ) 松岡暹のこと
(姓名印)松岡懿印 (い)はうるわしの意
(雅号印)文徳氏
(遊印)惕若(てきじゃく) おそれつつしむさま 『大漢和辞典(巻4・1082頁)』

未装