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00208書「送 江木君戩序」宮部貞

書「送 江木君戩序」 00208
宮部貞 書
天保8年(1837年)
30.4 × 45 cm
↓「送 江木君戩序」(1/4)

↓「送 江木君戩序」(2/4)

↓「送 江木君戩序」(3/4)

↓「送 江木君戩序」(4/4)

↓読み(1/4)
12
11
 
10
09
08
07
06
05
04
03
02
 
01
 

↓読み(2/4)
24
綿
23
22
21
20
19
18
17
 
16
15
14
13

↓読み(3/4)
36
35
34
33
32

31
30
29
28
歿
27
26
歿
歿
25

↓読み(4/4)
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
 

 

↓読み下し(1/5)
12
11
 
 
10
 
 
 
09
08
 
 
 
 
07
06
 
05
 
05
 
03
 
 
03
03
01

↓読み下し(2/5)
 
 
20
 
20
 
 
 
 
 
 
 
17
17
16
16
 
15
 
15
14
13
13

↓読み下し(3/5)
32
 
 
30
 
30
 
29
 
28
歿
27
 
 
26
歿
 
26
歿
25
24
綿
 
23
23
 
22
 

↓読み下し(4/5)
41
 
 
 
40
40
39
 
 
 
38
38
 
37
 
 
(
)
 
36
36
35
34
 
34
 

↓読み下し(5/5)
46
 
 
 
46
45
45
44
44
43
 
 
42
 

大 意

↓姓名印 ↓雅号印

↓遊印

訳 注
01 江木君晋戈 江木君晋戈は江木鰐水のこと
07 六経(りくけい) 易経・書経・詩経・春秋・礼記(らいき)・樂記のこと
07 周孔(しゅうこう) 周公と老子と。
周公とは周の武王の弟・周公旦、武王を助けて紂王を伐ち周室の基礎を固めた。儒教で聖人の一人とされている。
09 仲尼(ちゅうに) 孔子の字
09 孟軻(もうか) 孟軻は孟子のこと、軻は孟子の諱
12 五十川義集(いかがわ・ぎしゅう) 江木鰐水の義父
16 (えん) 車のながえ、旅すること
21 論薢
21 (こん) くらい
21 (しん) あした
23 沾々(てんてん) 外面を整える、軽薄なさま、風の吹くさま
24 纏綿(てんめん) いりくんだこと
25 山陽頼先生 頼山陽のこと
31 標率(ひょうりつ) めだちひきいること
32 甚醉(じんすい) 甚だしく酔わすこと
33 把羅剔抉(はら・てっけつ) 他人の欠点をあばきだすこと
37 窮約(きゅうやく) 貧しいこと、不如意なこと
40 逆旅(げきりょ) やどや、旅館。逆は迎、旅人を迎える意
41 卓犖(たくらく) 抜き出てすぐれていること、卓越
46 天保丁酉(てんぽう・ひのと・とり) ここでは天保8年(1837年)のこと
46 蓮池(はすいけ) 蓮池は肥前・蓮池藩(佐賀藩支藩)のこと
46 宮部貞(みやべ・てい)
(姓名印)北渓宮氏
(雅号印)貞字君頤 貞は宮部貞のこと、君頤は宮部貞の字か
(遊印)○閑堂

未装