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00184「送江木君晋戈帰福山序」(櫛田北渚)

 

「送江木君晋戈帰福山序」 00184
櫛田北渚 書
30.5 × 46.1 cm(2枚)

 

↓1枚目・前半


便
 
 
 
 

 

↓1枚目後半
 

 

↓2枚目前半
 
使
使
 

 

↓2枚目後半
 
駿
稿

 

読み下し(1/4)
 
 
 
 
 
 
 
 
便
 

 

読み下し(2/4)
 
 
 
 
 
 
 

 

読み下し(3/4)
 
 
 
 

 

読み下し(4/4)
 
 
 
 
 
駿
 
稿
 
 
 
 
 
 

 

↓姓名印 ↓雅号印
駿

 

↓遊印

 

訳 注
=叙
赤関 赤間関(現下関)のこと
(がい) 蓋の俗字、けだし
(しゅん) けわしい
(けつ) はやし
瓦縫(がほう) 瓦のつぎめ
参差(しんし) 大小、高低が揃わぬこと
(う) より
紆餘(うよ) うねりまがること
蜿蜒(えんえん) 蛇などのうねうねと曲り行くさま
(び) ここでは備後のこと
(き) =奇
瑰偉(かいい) すぐれた
絶特(ぜっとく) きわめてすぐれた
(とう) もし
久敬舎(きゅうけいしゃ) 江木鰐水が福山で主宰した塾
賢豪(けんごう) 賢くて優れたこと、またそうした人
(どう) さきの
傾然(けいぜん) きわだつ
煕然(きぜん) よろこび笑う
雍容(ようよう) やわらいだすがた
都雅(とが) みやびやかなこと
真趣(しんしゅ) いつわりなきおもむき
情性(じょうせい) 人情と性質と、こころ、性情
空言(くうげん) 根も葉もないうわさ、そらごと、口にいうばかりで実行できない言葉
(れい) たとえば
疇昔(ちゅうせき) きのう、昨日、先日、昔
(せん) ほしいまま
北筑(ほくちく) 北筑紫の意味か (旧国名は筑前と筑後)
櫛田駿(くしだ・しゅん) 駿は櫛田北渚の名
(姓名印)櫛田駿印 駿は櫛田北渚の名
(雅号印)字千里 千里は櫛田北渚の字
(遊印)○止行止

 

未装