福山誠之館同窓会 > 所蔵品 > 00177七言絶句「奉送 江木先生游石洲」(松岡暹 書 田中雲嶽 画)

00177七言絶句「奉送 江木先生游石洲」(松岡暹 書 田中雲嶽 画)

 

七言絶句「奉送 江木先生游石洲」(絵付き) 00177
松岡暹 書
田中雲嶽 画
明治7年(1874年)
21×74.5 cm

 

 

↓読み
 
 
 
 
 
         
 
 
 

 

↓読み下し
 
 
 
 
 
 
 
 

 

大 意
彼の文章は、当時最も優れていた。
しかも老いてますます健全である。
この勤めこそ、天の褒めるところである。
さらにこの度は、石見の国の温泉調査に旅立たれる。
泉源地域は、山が連なり重畳と緑の大樹林である。
まるで大海原の大波を見るようだ。
 知友 岡暹拝草
 甲戌夏日
雲岳

 

解 説
この七言絶句は、誠之館所蔵品00229七言絶句「奉送 江木先生游石洲」と全く同一の七言絶句である。よってともに同時期の作品とした。

 

誠之館所蔵品
管理№ 氏 名 名   称 制 作 日 付
00229 松岡暹 書 七言絶句「奉送 江木先生游石洲」 明治7年

 

訳 注
江木先生 江木鰐水のこと
石見を1文字ににして表現しているのか
岡暹(おか・すすむ) 岡暹は松岡暹のこと
(落款)甲戌(きのえ・いぬ) ここでは明治7年(1874年)とした
(落款)雲岳 雲岳は田中雲嶽のこと

 

未装