福山誠之館同窓会 > 所蔵品 > 00176七言絶句「燕市悲歌」(羽根田正輔)

00176七言絶句「燕市悲歌」(羽根田正輔)

 

七言絶句「燕市悲歌」 00176
羽根田正輔 書
30.1 × 47.7 cm

 

↓読み
 
 

 

↓読み下し
 
 
 

 

大 意
燕市の悲歌を聞いて、心が落ち着かない
君は悲しいことに、恐らく官命により痩せ馬で関を出る
郷里より戻って、都の様子を眺める
都は平和でまるで夢を見ているようだ

 

↓姓名印 ↓雅号印

 

↓遊印

 

解 説
この詩は、羽根田氏が友人として江木鰐水氏に贈ったものだろうか。
江木氏が江戸を去り、また江戸に戻った様子を詠ったのであろうか。

 

訳 注
(落款)羽根田慥 (まこと)は羽根田正輔の名?
(姓名印)羽根田慥
(雅号印)顧言又
(遊印)安川

 

未装