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00161七言絶句「三歳游狂」(小眉山人)

 

七言絶句「三歳游狂」 00161
小眉山人 書
21.5 × 15 cm

 

↓読み
 
 
 
 

 

↓読み下し
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

大 意
三年間も絵画の修行で都に遊び、そして本人の心胆も寡欲のまま修まった。
彼の作品たる豪華な絵は、夕景の中の蓮々である。
彼は掛けで絵の道具や材料を買い、金粉まで物凄くたくさん買い込んでいた。
今回、画工として絵画展の大会に出す作品は空豆の画で、それを持って都へ上った。

 

訳 注
(きょう) 風雅のこと、風雅に徹すること、ここでは画の修行
(たん) きも
(れん) かど、すみ、おさまる、欲少なし
(れん) はす
(しゃ) 掛で品物を買うこと
(じん) 空豆
(落款)小眉山人(しょうび・さんじん)

 

未装