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00160七言絶句「占來七十古稀春」(松浦鳳之進)

七言絶句「占來七十古稀春」 00160
松浦鳳之進 書
明治12年(1879年)ごろ
紙本墨書 32×27 ㎝
↓読み
 
 
 
稿
 
 
 

↓読み下し
 
 

 

大 意
占いに拠ると、人生七十は古来稀なりという、めでたい春である。
此の古稀の賀として、祝うお客達は、海や陸の事、世界や人事等の珍しい事を語り合っている。
鰐水先生は、人事に於ても、武事に於ても、凡て業を終えていられるが、今猶心身は(共に)元気に充ちていられる。
そうして今も、山を探り水を研究して、天真即ち宇宙の真理を究め知ろうとなさっている。

↓姓名印

↓雅号印

 

訳 注
天真(てんしん) 宇宙の真理
鰐水江木翁 江木鰐水のこと
初度(しょど) 生れた日、誕生日
(落款)備中足守松浦鳳之進 備中足守は備中足守藩のこと
松浦鳳之進は足守藩士・松浦鳳之進のこと
(姓名印)琥
(雅号印)○氏