00152書「荷香嶽色書樓」(石川柳城)
書「荷香嶽色書樓」 00152 | |||
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↓読み | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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解 説 |
蓮の香が漂い、遠くの大きな山には美しい紅葉が望める書屋。 江木鰐水かどなたかの、家ないしは書斎に名づけられた名称であろうか。 |
↓落款印 | ↓遊印 | ||||||||||
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訳 注 | |
荷(か) | 蓮 |
樓(ろう) | 高殿、家、書屋 |
◎ | ◎ |
丁丑(ひのと・うし) | ここでは明治10年(1877年) |
江木(えぎ) | 江木鰐水のこと |
盟兄(めいけい) | 親しい友の敬称 |
清鑒(せいかん) | [書翰用用語]「御一読を煩わす」の意 |
◎ | ◎ |
(落款)柳城(りゅうじょう) | 柳城は石川柳城の号 |
(落款印)満體(まんたい) | - |
(遊印)蒼松 | 青い松の意 |