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00125五言絶句「出門見青山」(埜寉草)

 

五言絶句「出門見青山」 00125
埜寉草 書
144.5×29.5 cm
↓読み ↓読み下し

 

大 意
門を出れば、眼の前に緑の山々が見える
帰宅して鞄から資料を出して調べているうちに
珍しい面白そうなものが眼についた
夢でもみているのかと笑って客はいう

 

↓姓名印 ↓雅号印

 

↓遊印

 

訳 注
(落款)埜寉草 埜=野、寉=鶴、埜寉が遊印の閒雲野寉に符合
(姓名印)石[鼎頁]幽栖 [鼎頁](てい)は頂に同じ。『大漢和辞典(巻12)』317頁
=石頂幽栖。
(雅号印)閒吟竺
仙偈
清絶
過於王
(遊印)閒雲野寉
閒雲野寉= 閑雲野鶴
大意: 静かに浮かぶ雲と、野に遊ぶ鶴の意。
官に仕えず、俗世に煩わされず悠々自適の生活を送ること。
出典: 『全唐詩話』「僧貫休」
未装