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00116書「清如水平如衡」(五十川訊堂)

 

書「清如水平如衡」 00116
五十川訊堂 書
紙本未装 104×30 cm
↓読み ↓読み下し
 

 

大 意
清廉潔白(せいれん・けっぱく)なることは水の如く
公平なることは、秤(はかり)のさおの如くせねばならぬ

 

 

訳 注
「清如水平如衡」
出典:『宋史列伝185 循吏』 葉康直
葉康直(建渓出身)の官吏。
姪江健吉 江木鰐水の三男江木健吉のこと。江木健吉は訊堂にとって実の姉の子=甥にあたる。
ここで「姪
(てつ)」とあるのは兄弟の女子または男子を意味する。現代日本では「姪(めい)」といい、兄弟の女子の意味に限定されている。
はかりざお。牛の角木。
(落款)訊堂学人 訊堂学人は五十川訊堂の号
出典1:『新註墨場必携(上巻)』、154頁、名跡刊行会刊、平成22年2月5日