訳 注 |
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出典: |
『碧巌録(へきがんろく)』第五十三則 「百丈野鴨子」の条 |
内容: |
馬祖道一(ばそ・どういつ)が弟子の百丈懐海(ひゃくじょう・えかい)を悟りに導くために、ありのまますべてをさらけ出して、教えを語り尽くしたことを評した言葉 |
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『碧巌録』 |
中国、宋の禅僧圜悟克勤(えんご・こくごん)の講義録。10巻。雪竇(せっちょう)重顕が公案100則を選んで頌(じゅ)をつけたものに、克勤が垂示(序論的批評)・評唱(注釈を加えた批評)・著語(じゃくご)(短い諷刺を含めた批評)を付したもの。臨済宗で宗門第一の書として重用する。碧巌集。 |
山雲海月情 |
あらゆるすべてのこと |
◎ |
◎ |
(落款)昭和甲申(きのえ・さる) |
昭和甲申は昭和19年であり、「為誠之館高等学校」とあわない。
ここでは昭和甲午(きのえ・うま)のこととして、昭和29年とする。 |
(落款)為誠之館高等学校嘱 |
誠之館高等学校の委嘱を受けて書いたということ |
(落款)丸山書 |
丸山は丸山鶴吉のこと |
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(姓名印)丸山鶴吉 |
丸山鶴吉は本名 |
(雅号印)遺芳之章 |
遺芳は菅茶山が松永湾を遺芳湾となづけたことにはじまり、ひろく丸山鶴吉の出身地・松永のことを意味するようになったようだ。 |
(遊印)聊自娯 |
いささか 自から 娯(たのし)む |