福山誠之館同窓会 > 所蔵品 > 00011一行五言詩句「眉痕」(阿部正寧)

00011一行五言詩句「眉痕」(阿部正寧)

 

一行五言詩句「眉痕」 00011
阿部正寧 
文政2年(1819年)閏4月
紙本墨書 109×24 cm
↓読み ↓読み下し ↓箱書 ↓箱書
読み

 

↓姓名印 ↓雅号印 ↓遊印

 

訳 注
函書)「文政二
己卯
(つちのと・う)
閏四月
御十一歳御筆
拝領之」
文政二は文政2年のこと
ここでの己卯は文政2年のこと
閏四月
御十一歳御筆
之を拝領す
(落款)阿正寧 阿正寧は阿部正寧のこと
(姓名印)阿正寧印 阿正寧は阿部正寧のこと
(雅号印)字君成 君成は阿部正寧の字
(遊印)委懐在琴書
作者: 陶淵明
出典: 『漢魏六朝』
原文: 「委懐在琴書」
読み: 懐をまかすは琴書にあり
大意: 我が心を楽しませるのは、琴を弾じたり読書をしている時なのです。

 

出典1:『誠之館記念館所蔵品図録』、57頁、福山誠之館同窓会編刊、平成5年5月23日