第6回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町
- 更新情報
- 2024.07.18
第6回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町
【井伏鱒二先生生誕125周年記念「黒い雨」プロジェクト実行委員会】では、おかげさまで毎回好評を博している 【ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展 】の 過去5回の開催を振り返った時、常に意識してきたのは①「継続は力なり」であり、毎回確信したことは②「百聞は一見に如かず」ですが、広島サミットを踏まえて改めて感じることは③「現地で体感」の重要性です。
戦争や原爆に係る意識や行動等にあって、多くの人口を擁する首都:東京と被爆地:広島・長崎とでは、同じ被爆国の日本でありながら、温度差を感じざるを得ません。
そこで、様々に催事や活動を連携させていただき、想いや志を同じくする広島市立基町高校の創造表現コースや「原爆の絵」の存在を、老若男女を問わず東京の皆様に広く見知っていただくと共に、若い世代の活動から勇気と元気をいただいてほしいと、以下の要領で展覧会を開催します。
開催に際しては今年も、日本人が最も戦争と平和に思いを馳せる時期で、多くの子供たちが親子で参加できる夏休み期間である8月中旬を選択しました。
場所は昨夏同様、交通の利便性に長け、情報の発信力をはじめ様々な相乗効果が高い有楽町と致しました。
今夏も、ネットでは感じ得ないライブ空間のギャラリーで、高校生の真心と熱意が込められた優れた作品の数々に触れ、何かしらの学び・気づきを、たくさんの元気・勇気、希望を得ていただければ幸いです。
<催事名称>
第6回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町
<催事日時>
2024(令和6)年8月11日(日)~17日(土)
11:00~18:00(初日は13:00~、最終日は17:00)
<催事場所>
東京交通会館「2Fギャラリー」
(東京都千代田区有楽町2-10-1 2F三菱UFJ銀行隣り)
https://www.kotsukaikan.co.jp/business/gallery/
<展示内容>
①絵(プリント)と②絵の解説+声(高校生・被爆者)共に和文・英文あり
③絵に描かれた被爆地点がプロットされた地図の3点をセットした基町高校作製オリジナル「特製パネル」を中心としつつ(前回と同じ約35点を展示予定)、在京の卒業生が描いた原画2作品(新作を含む)
<特別企画>
荒天のため残念ながら前回中止とした 当会の重松文宏会長による特別講演会(原爆小説「黒い雨」の誕生秘話や井伏鱒二が執筆に至った契機となった書簡等を紹介)、原爆にまつわる絵本(ひばくポンプ、おこりじぞう等)の朗読会のほか、被爆者遺品の特別展示等
◇8月 11 日(日)午後2時~4時 原爆にまつわる絵本の朗読会 (福崎照子氏)
◇8月 14 日(水)午後2時~4時 原爆にまつわる絵本の朗読会 (福崎照子氏
◇8月 15 日(木)午後4時~ 特別講演会「井伏鱒二と重松静馬」(講師:重松文宏会長)
◇8月 16 日(金)午後2時~ 特別講演会「井伏鱒二と重松静馬」(講師:重松文宏会長)
◇8月 17 日(土)午後2時~4時 原爆にまつわる絵本の朗読会 (福崎照子氏)
<協力金(入場料)>
500円(税込:中学生以上、小学生以下及び障がい者は無料)