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令和二年度特別展 『圓鍔勝三 積み重ねの跡』 圓鍔勝三彫刻美術館

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  • 2020.07.29

まだ人の手掛けていない、未知のものに挑戦してみたい

圓鍔は木彫を基本としながら異種の素材との融和を模索しており、木材と金属の融和を初めて試みた木彫作品の為の原型の石膏像「かがみ」は長らく同窓会の所蔵品であったが、新校舎建設もあり、2018年に同美術館に寄贈した。

また同年に、この石膏原型から制作された木彫像が(株)東急レクリエーションから同美術館に寄贈され、補修が完了したため、この度石膏原型と並んで展示されることとなった。

侍女が持つ鏡に、座る王女の顔が映る。何か晴れがましい儀式の前のお化粧であろうか。鏡の中のシルエットにある耳飾りが何故か石膏像にないのも面白い。王女より侍女の像が大きいことについて制作を手伝っていたご子息で当時高校生の元規氏に尋ねると、父勝三は『そういう事があっても良いじゃないか』と言ったそうだ。作風と同じ自由な発想である。~経済リポート2018年11月10日号掲載記事より~

<催事日時>

2020(令和2)年9月1日(火)~12月6日(日)
9:00~17:00(入館は16:30まで) 休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)

<催事場所>

圓鍔勝三彫刻美術館
(広島県尾道市御調町高尾220)

 

<主催>

圓鍔勝三彫刻美術館・中国新聞備後本社

<共催>

尾道市立美術館

<後援>

尾道エフエム放送・株式会社ちゅぴCOMおのみち・エフエムふくやま

 

<入館料>

大人 420円 高校生 310円(中学生以下は無料、70歳以上、各種手帳をお持ちの方は証明できるものを提示により無料)

 

<お問い合わせ>

圓鍔勝三彫刻美術館

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