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第17回全国藩校サミット萩大会①

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  • 2019.12.04

第17回全国藩校サミット萩大会

行って来ました!

令和初の全国藩校サミットは山口県萩市からです。

令和元年11月30日(土)、12月1日(日)の二日間に渡って開催されます。

今大会のテーマは

新しい時代を切り拓くひとづくり

~「藩校に学ぶ萩の“志”教育」

萩藩の藩校は明倫館で1719年(享保四年)に萩藩五代藩主毛利吉元が萩城の三の丸に開いた藩校で、創建300年を迎える記念すべき今年、この地で全国藩校サミットが開催されました。

福山藩

我らが、福山藩からは村上正高同窓会長をはじめ、山口哲治副会長、島田斉幹事長、波止由美子事務局長、昭和25年卒業池口義人さん、同じく高橋忠士さん、昭和56年卒業林直美さん、昭和62年卒業門田永津子さん、平成元年卒業上原美穂の9名に加え、東京同窓会から昭和45年卒業安原敬裕さんが参加いたしました。

もちろん、福山藩第十七代藩主阿部正紘様、ご嫡男 正剛様もお見えになられています。

 

全国藩校サミット

江戸時代の藩校教育を現代に活かそうという主旨で、一般社団法人 漢字文化振興協会の主唱により、全国に残る藩校関係者が平成十四年江戸幕府昌平坂学問所(湯島聖堂)から、毎年各地持ち回りで開催されるようになり、今年で第十七回を迎えます。

 

藩校サミット

第一日目は藩主会議と藩校会議から始まります。

藩校会議には村上会長と山口副会長が出席されました。

藩校サミットから我々も参加です!

オープニングは山口県指定無形民俗文化財のお船謡です。

萩大会では記念講演が行われました。

講師はテレビでもお馴染みの東京大学教授 本郷和人先生で、演題は「藩の学びと明治維新」です。

江戸時代になぜ藩校ができたのか?

江戸時代終わりの日本列島の人口は3000万だったそうです。

江戸時代が始まる前、戦乱の時代である1600年は1200万人ほどだった日本列島の人口が1700年には2500万になりました。

たった100年ほどで人口は倍になったそうです。

これは江戸時代が「平和であった」ことを意味します。

安心して子供が産める時代がやってきて、10年後の自分をイメージできる世の中が到来したのです。

そして、人々は勉強を始めます。

町には寺子屋ができ、藩には藩校が創設され、それぞれ学問や武芸などを学ぶようになりました。

藩校は全国で255校に上り、ほぼ全ての藩に設立されたそうです。

 

萩藩明倫館

萩藩の明倫館は水戸藩の弘道館、岡山藩の閑谷学校と並び、日本三大学府の一つと称されることもあります。

明倫館は「士」の指定しか入学できなかったため、勉学を志す軽輩の若者は吉田松陰の松下村塾のような塾に通ったそうです。

本郷先生のお話はテレビと同様、面白くわかりやすくアッという間に時間が過ぎていきました。

つづく

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