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00069和歌「誠之道」（三谷一二）

 

和歌「誠之道」　０００６９
三谷 一二 書
昭和２８年（１９５３年）
紙本墨書　１１４×３４ cm
↓読み
昭
和
二
十
八
年
十
月
一
日
　
八
十
三
翁
　
三
谷
一
二
　
福
ふ
く
は
天
か
ら –
笑
ひ
来
ら
ん –
心
か
ら –
誠
ま
こ
と
之
道
を –
歩
み
な
ば –

 

↓姓名印 ↓雅号印 ↓遊印
弌 三
二 谷
三谷の三の字を、旧字の弌・弐に
倣って作字しているらしい
圭 號
堂
在 掬
手 水
月

 

訳　注
（姓名印）三谷弌二 三谷一二のこと
（雅号印）號圭堂 －
（遊印）掬水月在手
出典： 『全唐詩』、「春山夜月」の一節
作者： 于良史（う・りょうし）
春山夜月： 掬水月在手
弄花香満衣
読み下し： 水を掬すれば月、手に在り
花を弄すれば香は衣に満つ
于良史： 中唐の詩人