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00009七言一行詩句「曲肱為枕」阿部正精

 

七言一行詩句「曲肱為枕」 00009
阿部正精 
紙本墨書 98×29 cm
↓読み ↓読み下し

 

↓姓名印 ↓雅号印 ↓遊印

 

訳 注
「曲肱為枕」
出典: 「論語」(述而第七) (出典2)
原文: 「曲肱而枕之 楽亦在其中」
読み下し: 肱を曲げてこれを枕とす。楽しみ亦其の中に在り。
大意: 「肱を曲げてこれを枕とす。」は質素な生活であること。
(落款)紫関正精 紫関は阿部正精の号、正精は阿部正精のこと
(姓名印)阿正精印 阿正精は阿部正精のこと
(雅号印)字子純 子純は阿部正精の字
(遊印)棕画 棕は阿部正精の号である棕軒のことか、とすれば棕軒画くという意味か

 

出典1:『誠之館記念館所蔵品図録』、57頁、福山誠之館同窓会編刊、平成5年5月23日
出典2:『論語』(講談社学術文庫)、152頁、加地伸行著、講談社刊、2004年3月10日