福山阿部藩
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大内青巒
おおうち・せいらん
仏教学者、思想家


経 歴
生:弘化2年(1845年)4月17日、陸奥国宮城郡仙台生まれ
没:大正7年(1918年)12月6日、享年74歳
常陸国水戸で出家して泥牛と号
16歳 江戸へ出て仏教の研究
原坦山に禅を学ぶ
大槻磐溪に漢学を学ぶ
明治維新後 西本願寺第21世宗主大谷光尊の侍講
明治4年(1871年) 26歳 『新聞雑誌(のちの東京曙新聞)』を発刊
明治7年(1874年) 29歳 雑誌『報四叢談』
明治8年(1875年) 30歳 新聞『明教新報』を発刊
明治12年(1879年) 34歳 築地訓育会を開く
明治22年(1889年) 44歳 島地黙雷・井上円了らと仏教政治運動団体「尊皇奉仏大同団」を結成
明治23年(1890年) 54歳 第1回衆議院議員総選挙に出馬し落選
曹洞宗の『修証義』を起草
大正3年(1914年)7月〜
 大正7年(1918年)6月
69〜
73歳
東洋大学学長(第3代)


生い立ちと学業、業績
名は退(まかる)、字は巻之、号を青巒、藹藹(あいあい)、藹藹居士(あいあいこじ)、藹々齋(あいあいさい)、露堂。
父は、仙台藩士・大内権右衛門。

はじめ常陸国水戸で出家して泥牛と号し、その後江戸へ出て仏教の研究を志し、また原坦山に禅を学び、大槻磐溪に漢学を学んだ。
明治維新後は、大洲鉄然の推挙により浄土真宗本願寺派本山本願寺(西本願寺)第21世宗主大谷光尊の侍講をつとめた。

明治4年(1871年)『新聞雑誌(のちの東京曙新聞)』を発刊、明治7年(1874年)雑誌『報四叢談』、明治8年(1875年)新聞『明教新報』を発刊し、仏教における啓蒙思想家として活動した。

明治12年(1879年)築地訓育会を開き、盲唖者の教育にあたり、明治22年(1889年)島地黙雷・井上円了らとともに天皇崇拝を中心とする仏教政治運動団体「尊皇奉仏大同団」を結成した。
さらに曹洞宗の『修証義』を起草した。

明治23年(1890年)の第1回衆議院議員総選挙に出馬したが落選した。

大正3年(1914年)7月〜大正7年(1918年)6月には、東洋大学学長(第3代)をつとめた。
晩年には教育勅語の普及にかかわった。


誠之館所蔵品展示品
管理 氏  名 名  称 制作/発行 日 付 コメント
05119 大内青巒 書 扇面「事過快」
t0600 大内青巒 書 七言絶句「恰以泥中」


探しています
氏 名 名  称 制作/発行 日 付
大内青巒 著 『豆州熱海誌』 真誠社 明治11年
大内青巒 著 『釈門事物紀原』 鴻盟社 明治16年
大内青巒 著 『青巒居士演説集(第1編)』 鴻盟社 明治17年
大内青巒 著 『日本仏教史略』 鴻盟社 明治17年
大内青巒 著 『禅学入門』 鴻盟社 明治17年
大内青巒 著 『仏教大意』 鴻盟社 明治17年
大内青巒 著 『六合釈講義』 鴻盟社 明治19年
大内青巒 著 『唯識二十論述記科図』 鴻盟社 明治19年
大内青巒 著 『洞上在家修証義』 曹洞扶宗会 明治21年
大内青巒 著 『三宝三帰について』 慈恵社 明治22年
大内青巒 著 『 尊皇奉仏論』 鴻盟社 明治22年
大内青巒 著 『新年の仏法』 顕道書院 明治24年
大内青巒 著 『曹洞教会修証義聞解』 鴻盟社 明治24年
大内青巒 著 『天籟百却典』 法王館 明治25年
大内青巒 著 『宇宙之光 藹々居士』 哲学書院 明治25年
大内青巒 著 般若心経講要』 白雲精舎 明治26年
大内青巒 著 『仏教唱歌集』 法蔵館 明治25・26年
大内青巒 著 『戦争と仏教』 国母社 明治27年
大内青巒 著 『寿』 国母社 明治27年
大内青巒 著 『菩提の栞』 鴻盟社 明治27年
大内青巒 著 『道ある軍 仏教軍歌』 国母社 明治27年
大内青巒 著 『般若心経・仏説法滅尽経(仏教通俗講義 5)』 光融館 明治27年
大内青巒 著 『原人論(仏教通俗講義 9)』 光融館 明治27年
大内青巒 著 『六波羅密』 国母社 明治28年
大内青巒 著 『ひさかた』 国母社 明治28年
大内青巒 著 『禅学三要』 国母社 明治30年
大内青巒 著 『報徳談』 鴻盟社 明治33年
大内青巒 著 『皇室と仏教の関係』 鴻盟社 明治33年
大内青巒 著 『大家の二説 日本仏教の本色』 大日本曹渓会 明治33年
大内青巒 著 『心地観経報恩品講義』 鴻盟社 明治33年
大内青巒 著 『恩海一滴』 大日本曹渓会出版部 明治33年
大内青巒 著 『忠孝』 鴻盟社 明治35年
大内青巒 著 『仏教演説外護篇』 国母社 明治35年
大内青巒 著 『六方礼経講話』 鴻盟社 明治35年
大内青巒 著 『永平高祖伝略』 其中堂 明治35年
大内青巒 著 『普勧坐禅儀詮要』 鴻盟社 明治35年
大内青巒 著 『教海新潮 修証義御教諭』 鴻盟社 明治37年
大内青巒 著 『結制の由来』 鴻盟社 明治39年
大内青巒 著 『通俗禅学大意』 鴻盟社 明治39年
大内青巒 著 『碧巌集講話』 鴻盟社 明治39年
大内青巒 著 『四十二章経講義』 光融館 明治40年
大内青巒 著 『仏教の根本思想』 井冽堂 明治41年
大内青巒 著 『報国禅話』 鴻盟社 明治41年
大内青巒 著 『道徳之根底』 井冽堂 明治42年
大内青巒 著 『円覚経講義』 光融館 明治42年
大内青巒 著 『人道講話』 森江本店 明治44年
大内青巒 著 『歴史上の人物と仏教』 仏都新報社 明治45年
大内青巒 著 『渓声山色』 鴻盟社 大正元年
大内青巒 著 明治天皇と仏教』 鴻盟社 大正元年
大内青巒 著 『報恩講話 仏教道徳』 鴻盟社 大正2年
大内青巒 著 『週訓講話』 修養世界社 大正2年
大内青巒 著 『禅之極致』 丙午出版社 大正2年
大内青巒 著 『軍国の仏教徒』 鴻盟社 大正3年
大内青巒 著 昭憲皇太后と仏教』 鴻盟社 大正3年
大内青巒 著 『道は近きにあり』 東亜堂書房 大正4年
大内青巒 著 『心の修練』 東亜堂書房 大正4年
大内青巒 著 『御大典と仏教』 鴻盟社 大正4年
大内青巒 著 『青巒禅話』 丙午出版社 大正4年
大内青巒 著 『破木杓』 至誠堂書店 大正4年
大内青巒 著 『処世之道』 至誠堂書店 大正4年
大内青巒 著 教育勅語要解』 明誠館書店 大正5年
大内青巒 著 『人生の快楽』 文昌堂 大正5年
大内青巒 著 寒山詩講話』 明治出版社 大正6年
大内青巒 著 『力の活用』 文昌堂書店 大正6年
大内青巒 著 『自ら救ふ力』 中央出版社 大正6年
大内青巒 著 『人生の旅』 中央出版社 昭和2年
大内青巒 著 『参禅道話』 中央出版社 昭和2年
大内青巒 著 『人生の指針処世の要諦世渡りの道』 中央出版社 昭和3年
大内青巒 著 『仏遺教経講義』 学而書院 昭和9年
大内青巒 著 『千手千眼無礙大悲心陀羅尼因由経』 狗仏会 昭和25年


2009年1月22日追加●2010年11月19日更新:本文・誠之館所蔵品展示品●