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岬柴火 本名 目�ｱ一三 みさき・さいか めさき・いちぞう

詩　人

岬柴火［目�ｱ一三］

経　歴

生：大正１３年（１９２４年）９月２９日、広島県深安郡御野（現福山市神辺町御野）生まれ

没：昭和２０年（１９４５年）８月１２日、享年２１歳

昭和６年（１９３１年）４月 ６歳 広島県深安郡御野尋常小学校入学 昭和１２年（１９３７年）３月 １２歳 広島県深安郡御野尋常小学校卒業 昭和１２年（１９３７年）４月 １２歳 県立福山誠之館中学校入学 昭和１７年（１９４２年）３月 １７歳 県立福山誠之館中学校卒業 昭和１７年（１９４２年）３月 １７歳 広島高等学校文科乙類入学、弓道部に入部、薫風寮第六寮に入寮 昭和１８年（１９４３年）４月 １８歳 文科系の科目にのみ身を入れたため進級できず 昭和１８年（１９４３年）１１月 １９歳 薫風寮を退寮 昭和１９年（１９４４年） １９歳 学徒動員により向洋の日本製鋼所で働いていたが、同工場で親指を失う 昭和１９年（１９４４年） １９歳 呉海軍工廠へ 昭和１９年（１９４４年）１２月 ２０歳 入営通知あり、海軍工廠から帰郷 昭和２０年（１９４５年）１月１０日 ２０歳 広島第二部隊現役入営（幹部候補生でなく一兵卒として） 昭和２０年（１９４５年）３月 ２０歳 在営のまま、広島高校卒業 昭和２０年（１９４５年）４月 ２０歳 在営のまま、京都帝國大学文学部哲学科社会哲学専攻入学 昭和２０年（１９４５年）８月６日 ２０歳 広島において被爆 昭和２０年（１９４５年）８月１２日 ２０歳 戦死（原爆による死亡）

生い立ちと学業、業績

ペンネームは、岬柴火 （みさき・さいか）、原二郎。原爆でたおれた郷土の詩人 岬柴火。 大正１３年（１９２４年）９月２９日生まれ。 昭和６年（１９３１年）４月、広島県深安郡御野尋常小学校入学。 昭和１２年（１９３７年）４月、広島県立福山誠之館中学校入学。中学時代同人雑誌「ともしび」において、詩、短歌などで活躍。 昭和１７年（１９４２年）３月、広島県立福山誠之館中学校卒業。 昭和１７年（１９４２年）３月、広島高等学校文科乙類入学。高校時代芭蕉の研究に取り組み、俳句会主幹、寮の図書部委員として活躍。　筆名・俳号岬 柴火 （みさき・さいか）。 昭和２０年（１９４５年）１月、旧制広島高等学校から学徒出陣、広島第二部隊入営。 昭和２０年（１９４５年）３月入営のまま、京都帝國大学文学部哲学科社会哲学専攻入学。 昭和２０年（１９４５年）８月１２日、広島で原爆の犠牲となる。 中学時代、誠之会が発行する『誠之』などに、既に文集が掲載されるなど令名高い。詩人として、文才、詩才は高く評価されたが、惜しくも原爆で死去した薄倖の詩人。　　　（出典１）〜（出典２）

和歌　「聖代の　初日の光　美しく　戸毎の國旗　輝きにけり」 　　俳句　「初詣で　人籟絶えし　鎮守かな」 　　　（出典３）

誠之館所蔵品
管理��	氏　　名	名　　称	制作／発行	日　付
００３０１	岬柴火 著	『岬柴火遺稿集』	目�ｱ包治	昭和２２年
０２９９６	岬柴火 著	『今、今ですよ！！ 目�ｱ一三（岬柴火）遺稿詩文集』	目�ｱ一三遺稿集再刊の会	平成１５年

出典１：『岬柴火遺稿集』、河合正美編、目崎包治刊、昭和２２年８月４日 出典２：『今、今ですよ！！目�ｱ一三（岬柴火）遺稿詩文集』、目崎一三著、目崎一三遺稿集再刊の会編刊、２００３年９月２０日 出典３：『誠之（第４３号）』、３４・６９頁、福山誠之館中学校誠友会編刊、昭和１３年３月

２００４年１２月７日更新：本文●２００５年２月１７日更新：経歴・本文●２００５年５月２６日更新：所蔵本●２００５年７月１５日更新：本文●２００６年３月２日更新：経歴・本文（深安郡→福山市）●２００６年６月１３日更新：タイトル●