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歌 人 | |||||||||
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経 歴 | |||||||||||||||
生:宝暦4年(1754年)2月6日、京都生まれ | |||||||||||||||
没:天保12年(1841年)10月9日、享年88歳、上賀茂中河原墓地に葬る。大正末年に小谷墓地に改葬。 | |||||||||||||||
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生い立ちと学業、業績 |
江戸時代後期の歌人、国学者、古典学者。京都賀茂別雷(上賀茂)神社の祠官。 本姓は山本、右膳と名乗った。また、加茂(賀茂)姓を名乗り、寅之助(とらのすけ)・季一・季福・季鷹とも。 さらに生山・雲錦などと号した。 宝暦4年(1754年)京都に生まれ、有栖川宮職仁(よりひと)親王に歌道を学ぶ。 19歳のとき江戸に下り、加藤千蔭・村田春海らと親しんで、学事に励んだ。 寛政の初め、38歳のとき帰京し、以後も時々江戸に下る。 賀茂社に仕えて、正四位下安房守となる。 和歌のほか、狂歌や書道にも秀でて、文人墨客を中心として、上下に交遊がひろく、洗筆を乞うものが多かった。 歌は堂上派風で、技巧が目立つが、知的で明快な作風に特色がある。 天保12年(1841年)10月9日没。88歳。(生年・没年ともに多くの異説がある。) 上賀茂中河原墓地に葬られたが、大正末年に小谷墓地(北区西賀茂鎮守菴町)に改葬された。 門下に安田躬弦・斎藤彦麿・松田直兄らがある。 『万葉集類句』、『伊勢物語傍註』、『枕詞一言抄』、『詠歌概言』、『正誤仮名遣』、『富士日記』などの諸著のほか、門下の編した歌集『みあれの百くさ(美阿礼乃百草)』および家集『雲錦翁家集』などがある。 (出典1)〜(出典4) |
誠之館所蔵品展示品 | ||||
管理 | 氏 名 | 名 称 | 制作/発行 | 日 付 |
00426 | 加茂季鷹 書 | 和歌「春野遊」 | − | − |
03528 | 加茂季鷹 書 | 和歌「友(きのふまで)」 | − | − |
t0610 | 加茂季鷹 書 | 和歌「亀」 | − | − |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
05565 | 森繁夫 著 | 『人物百談』 | 三宅書店 | 昭和18年 |
探しています | |||
氏 名 | 書 名 | 制作/発行 | 日 付 |
加茂季鷹 著 | 『万葉集類句』 | − | − |
加茂季鷹 著 | 注釈『伊勢物語傍註』 | − | 安永5年(1776年) |
加茂季鷹 著 | 『枕詞一言抄』 | − | − |
加茂季鷹 著 | 『詠歌概言』 | − | − |
加茂季鷹 著 | 語学『正誤仮名遣』 | − | 天明8年(1788年) |
加茂季鷹 著 | 紀行文『富士日記』 | − | 寛政2年(1790年) |
加茂季鷹 著 | 書簡集『かりの行かひ』 | − | 享和2年(1802年) |
− | 私家集『雲錦翁家集』 | − | 文政3年(1820年) |
− | 和歌集『みあれの百くさ(美阿礼乃百草)』 | − | 嘉永元年(1848年) |
出典1:『国史大辞典(第3巻)』、621頁、吉川弘文館刊、昭和57年12月25日 出典2:HP「兵庫文学館」 出典3:HP「高山彦九郎記念館(高山彦九郎交遊録)」 出典4:『人物百談』、349頁、「山本季鷹年齢考」、森繁夫著、三宅書店刊、昭和18年7月15日 |
2006年6月21日更新:タイトル・所蔵品●2006年10月4日更新:所蔵品●2006年10月11日更新:所蔵品●2007年6月5日更新:名前・経歴・本文・著書・出典●2008年1月15日更新:本文●2010年1月27日更新:経歴・本文・誠之館所蔵品●2011年1月12日更新:誠之館所蔵品展示品●2015年7月10日更新:本文● |